作成日:2022/08/03 作成者:玉岡
本資料に関する情報は、以下の記事を参考にしています。
Anacondaをダウンロードしてインストール。設定は全てデフォルト。スタートメニューから「Anaconda Prompt」を起動する。以下のコマンドを入力して、必要なライブラリをダウンロードする。
ドローン用の仮想環境drone1を作成。仮想環境で作業を行う。
conda create -n drone1
activate drone1
ドローンの操縦、画像処理に必要なライブラリをダウンロード。
conda install pip
pip install numpy
pip install opencv-python==4.5.3.56
pip install djitellopy
サンプル・プログラムをダウンロードする
git clone https://github.com/damiafuentes/DJITelloPy.git
ドローンとPCを接続する。接続はWi-Fiを用いて行う。まず、ドローンにバッテリーを入れ、電源をONにする。Tello自体がアクセス・ポイントとなり、PCやスマートフォンから接続できるようになる。PCのWi-Fiアクセス・ポイント一覧から、「Tello-○○」を選択する。接続が完了したら、再度以下のコマンドを実行する。
cd DJITelloPy/examples
python take-picture.py
ドローンが離陸~着陸すればOK。しない場合は、ファイヤーウォールの設定をOFFにして再度コマンドを実行する。
サンプル・プログラムの内容を確認する。以下のコマンドでjupyter-notebookを立ち上げる。
jupyter notebook
先ほど実行した「take-picture.py」の内容。
import cv2
from djitellopy import Tello
tello = Tello()
tello.connect() # ドローンと接続する
tello.streamon() # カメラの起動
frame_read = tello.get_frame_read() # カメラから映像を取得
tello.takeoff() # ドローンを離陸させる
# カメラ画像を保存
cv2.imwrite("picture.png", frame_read.frame)
tello.land() # ドローンを着陸させる
examplesフォルダ内に、picture.pngというドローンで撮影した写真が作成されている。
1日インターンシップ用資料。Anaconda, DJITelloPy, tello_simを使用してサンプルプログラム実行~課題作成まで行う。
Interface 2022年4月号
ドローンに搭載したカメラの画像をOpenCVを使って処理し、自律飛行を行う。Tello, Raspberry Pi, DJITelloPyを使用。
Interface 2022年4月号筆者のブログ